トップメッセージ
イーグル工業株式会社の社長を拝命しています鶴鉄二です。
皆様には、常に弊社にポジティブな、また好意的な関心を寄せて頂きまして、誠に有難うございます。
2011年度第2四半期の概要
当中間期(2011年4月1日から2011年9月30日まで)の経営環境は、東日本大震災による国内生産活動の打撃に始まり、南欧諸国の財政危機問題の深刻化や円高の更なる進行等、景気の先行きにより一層の陰りが強まりました。このような中、当社グループの自動車・建設機械業界向け事業は、自動車向け製品においては、完成車および部品メーカーの震災からの復旧が想定より早く進み、生産・販売ともに順調に推移しましたが、建設機械向け製品においては、中国での金融引締政策等の影響により販売に減速が見受けられました。また、一般産業機械業界向け事業は、インド・東南アジア地区においての各種プラント向け製品を中心に堅調に推移しておりますが、半導体製造装置向け製品が業界低迷の影響を受け販売減となりました。
これらの結果、当中間期の連結業績は、売上高472億61百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益28億70百万円(同33.6%減)、経常利益30億21百万円(同28.1%減)、中間純利益12億77百万円(同30.8%減)となりました。なお、中間配当金は1株当たり4円50銭とさせていただきました。
当社グループは当期を初年度とする新3カ年計画(『持続性ある成長への基礎固め』-10年後の繁栄を期して)を策定し、更なる企業価値向上実現のため、グローバル規模での事業展開を行い収益体制の拡充に取り組んでおります。
当中間期末時点の具体的案件としては、自動車・建設機械業界向け事業において、欧州におけるアクチュエータ製造会社のM&A実施や中国に新規営業拠点である販売会社を設立し、インドネシアにおいて建設機械向け製品の現地生産準備を開始いたしました。また、一般産業機械業界向け事業におきましては石油精製・石油化学プラント向け製品の拡販に向けてのインターナショナルプロジェクトをグローバルに推進するなど、事業別ごとの施策を着実に実行いたしました。
2012年3月期下期の経営環境は、依然着地点の見えない欧州債務問題や為替動向ならびに中国における金融引締政策の継続による成長抑制が懸念され、更にはタイにおける洪水災害の販売への影響など不安要素の拡大が予想されます。このような中におきましても、「長期的利益の犠牲のもとに短期的利益を追求しない」という命題を保持し永続的な企業価値向上を図るべく、新3カ年計画達成に向けての基礎固めを着実に実行してまいります。
株主・投資家の皆様の忌憚の無いご意見・ご感想をいただければ幸いです。
2011年12月 代表取締役社長 鶴鉄二